「なでる、骨壷。」お経も線香も要らない。必要なのは、あなたの手だけ。

可愛がることは、終わらない。
可愛がることは、終わらない。
抱きしめた記憶も、声をかけた日々も、
あなたの中で、いまもちゃんと、息をしている。
この骨壷は、
忘れないためのものではなく、
ふと思い出したときに、手をのばせる場所。
撫でるたびに、そこにいる気がする。
話しかけたり、ただ、さわっていたり。
気持ちは、言葉じゃなくても届くって、
あの子が教えてくれたような気がするんです。

形式じゃない、気持ちのかたち。
仏壇がなくてもいい。
お経やお線香がなくても、いい。
大切なのは、
あなたの手のひらに、ちゃんと「想い」があるということ。
祈るって、
もっとやわらかくて、もっと自由で、
もっと、日常にあっていいものなんだと思う。
だからこの骨壷は、
暮らしのなかに、そっとなじみます。

撫でたくなる、かたちと質感
ころんと丸い蓋は、天然の木。
すべすべして、あたたかくて、ほっとする手触り。
本体は陶器。
静かで、つつましいアイボリーホワイト。
派手じゃないけど、そばにあると安心する。
そんな人がいたように。
ひとつひとつ、
木目もちがえば、雰囲気もちがう。
でも、どれも、だれかを想う気持ちから生まれています。




人は、触れることで思い出す。
こどもが熱を出したとき、
お母さんは額に手を当てる。
なにもしゃべらなくても、それでわかる。
恋人と手をつないだとき、
言葉よりも気持ちが伝わったりする。
撫でる、という行為には、
「忘れないよ」「そばにいるよ」
という気持ちが、たしかに宿っていると思う。
だから、骨壷が「撫でるため」にあるって、
じつはとても自然なことなのかもしれない。
あの子との時間は、
今日も、明日も、手のひらからあふれ出す。

サイズ・仕様
- 素材:本体(陶器)/蓋(天然木)
- 高さ:約112mm
- 直径:約85mm
- 容量:約180cc(約2.5寸サイズ相当)
- カラー:蓋の木材は種類により色味が異なります。個体差をお楽しみください。
Top view 人気の記事