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ウォールシェルフの上に置くだけ。「神棚を買う」から、「神棚にする」へ。

ウォールシェルフの上に、置くだけ。

リビングや玄関、
寝室の壁にある、小さなウォールシェルフ。

お気に入りの花瓶を置いたり、
写真を飾ったり、
ちいさなオブジェを置いたり。

そんな場所に、
神札立てと神具を置いてみる。

それだけで、

そこが、神棚になる。

大げさな工事はいりません。

専用の家具も、
大きなスペースもいりません。

暮らしの中にある
ほんの少しの場所が、

祈るための場所になります。

 

神棚は、もっと自由でいい。

神棚を置きたい。

でも、
どこに置けばいいんだろう。

立派な神棚を置く場所はないし、
棚をつくるとなると、
なんだか大ごとになる。

そうやって、

「いつか置こう」

と思ったままになっている人は、
案外、多いのかもしれません。

だったら。

いまある棚を、
神棚にしてしまえばいい。

そんなことを考えました。

 

神棚を、小さくしたかったわけではありません。

ぼくらが考えたかったのは、

「小さい神棚」ではありません。

いまの暮らしに合う、
神さまとの場所。

昔の家と、
いまの家では、

間取りも違えば、
暮らし方も違います。

マンションに暮らす人もいる。

賃貸住宅に暮らす人もいる。

大きな家具を
なるべく置かずに暮らしたい人もいる。

だったら、

昔から大切にされてきたものを、
昔とまったく同じ形で
残さなくてもいいのかもしれません。

残したいのは、

「形」ではなく、

手を合わせるということ。

 

祈りには、それほど広い場所はいらない。

朝、出かける前に。

「今日もよろしくお願いします」

と、ちょっと思う。

家に帰ってきたら、

「今日も無事でした」

と、ちょっと思う。

お願いごとがある日もあれば、
何もお願いしない日もある。

ただ、そこを見るだけの日だってある。

それでいいんじゃないかと思うのです。

祈るということは、

特別なことをするというより、

自分の気持ちを、
ほんの少し整えることなのかもしれません。

そのための場所なら、

大きくなくてもいい。

「神棚を買う」から、「神棚にする」へ。

ぼくらが広めたいのは、

ひとつの商品だけではありません。

ウォールシェルフの上に置くだけで、
そこが神棚になる。

というアイデアそのものです。

お気に入りの棚でもいい。

家具屋さんで見つけた棚でもいい。

家を建てたときにつくった棚でもいい。

そこに神札をお祀りして、
小さな神具を置く。

すると、

ただの棚だった場所に、
ちょっと違う空気が生まれます。

だから、

神棚を置く場所がないのではなくて、

もしかすると、

まだ神棚だと思っていない場所が、
家の中にあるだけなのかもしれません。

祈りを、暮らしの中へ。

伝統を大切にすることと、
昔と同じことをすることは、

少し違うと思っています。

暮らしが変われば、
祈りのかたちだって、
変わっていい。

でも、

朝、手を合わせること。

家族の無事を願うこと。

ありがとう、と心の中で言うこと。

そういうものは、
ずっと残っていけばいい。

だから、ぼくらは、

神棚を
特別な場所から、

もう一度、
暮らしの中へ戻してみたい。

ウォールシェルフの上に、置くだけ。

そこからはじまる神棚があっても、
いいと思うのです。

 

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