火葬のあとも、抱っこができそうで、うれしい。

無事に届きました。
そんな、ほっとする一言からはじまるお便りでした。
名前の位置も、完璧で。
デザインも、思っていた以上で。
「感動しました」と書いてくださいました。
名前というのは、ただの文字じゃなくて、その人そのもの、みたいなもの。
だから、その位置ひとつで、見え方も、感じ方も、変わってしまう。
ぴったり、そこにある。
それだけで、少し安心できる。
両手で包んでみる。
そっと、撫でてみる。
そのかたちが、手に、なじむ。
火葬のあとも、抱っこができそうで、うれしい。
その言葉に、「抱っこ」という時間は、終わらないのだと、教えてもらいました。
かたちは変わっても、触れることは、できる。
そばにいることも、できる。
私たちがつくっているのは、骨壺なのかもしれないけれど、
ほんとうは、そのあとも続いていく「触れる時間」なのかもしれません。
お電話をさせていただいたことも、「安心できました」と書いてくださいました。
届くまでの時間は、見えない不安が、少しだけある。
その時間に、ほんの少しでも寄り添えていたなら、うれしく思います。
迅速で、丁寧であること。
それは、当たり前のようでいて、誰かの心を、静かに支えているのかもしれません。
「うれしいです」という言葉に、こちらのほうが、うれしくなりました。
ありがたいお言葉、ありがとうございました。
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